マスカラに注意

 18:00からの回を観てきました。正直、何をどう書いていいのかわかりません・・・。ネタバレは絶対したくない、でもよかった!!ということは伝えたい。約2時間の舞台で見たこと・感じたこと・思ったこと・考えたこと。たくさんあるのに、言葉にしようと思えば思うほどつかめなくて、どんな言葉にはめてもそれが本当に適切な表現ではないような。自分の語彙の少なさに苛立ちを覚えますが、同時に感情や思考は砂のようだとも思いました。
 あからさまなネタバレはしていないと思いますが、感想は一応隠しておきます。


 昨夜更新後、お友だちから「今日観劇した友だちからバスタオルがいるよというメールが来ました」というメールをいただいて、ハンドタオルをフェイスタオルに変えていった私。終わった後タオルはしっとりしており、チークの色が付いていました*1。前半は笑えるところもたくさんあったのですが、後半はせつなくて苦しくて、去年の[si:]ライブ並みに泣いていました(つまり泣きっぱなし)。
 涙と鼻水は何でセットなんでしょうね?最後は涙と鼻水でえらいことに・・・。ハンドタオルでは両目から流れる涙を同時にせき止められなかったはずなので、フェイスタオルにして大正解でした。他のお客さんも泣いてる人が多くて、最後みんな鼻をすすってましたよ(笑)。
 高島という役が相葉ちゃんにぴったりだったなーと思いました。あの役を嫌味なく、下手したら演技じゃないかも?と思えるくらいに演じられるのは相葉ちゃんしかいないよーと思ったくらいです。途中相葉ちゃんが高島なんだか、高島が相葉ちゃんなんだかわからなくなりました。だからこそひとつひとつのエピソードが活きて、活きるからこそ重くてせつなくて苦しかったです。
 雑誌でいっていたけど、高島は何も知らないんですよね。だからお話の本質的なことを彼はいわない。純粋無垢な彼自身が本質であり、だからこそ周りの人がいうことが際立って響いてきます。知らないなら知らないなりに生きていける現在。そのつもりがなくても人を死に追いやってしまう戦争。言えないまま永久に機会を失った思い。すごくやるせない気持ちでいっぱいになりました。
 でもカーテンコールではいつもの相葉ちゃんらしく、可愛いさいっぱいでした。最後のシーンで見せた表情とは全然別物。でもそれは力一杯やりきった!という気持ちの表れだと思いました。すごくね、さっぱりとしたいい表情をしていたのですよ。そしてコンサートと同じく、来てくれたお客さんに精一杯のありがとうを届けようと必死になってくれたと思います。
 「ばいばいっ」って感じに頭の横で両手をクイクイっとやったんですが、それがものすごく可愛いくて、会場中きゃぁぁぁって(笑)。2度目に出てきたときは「ありがとう」といって手を振ってくれたのですが、その後で口をイーッとやって両手でピースしてました(ときどきやる仕草ですね)。あまりの可愛さに再度会場中に悲鳴が(笑)。そして名残惜しそうに、最後まで手を振って去っていきました。
 舞台そのものも本当に観られてよかった!という気持ちでいっぱいでしたし、相葉くんのひたむきさ・優しさ・お客さんへの思いやりに、自然に「折れるかも」というくらい、力いっぱい拍手してました。やっぱり相葉ちゃんは可愛くて男らしくて深い泉みたいな瞳を持つ、凄い人だと思いました。嵐ファンになってから「尊敬する人は嵐の相葉雅紀さん」ですが、これからもずっとずっと、尊敬する人だと思います。
 今日観劇したのはお二人みたいです。私は3列目に座っていたし、始まる前にざわざわするのが嫌だったので見ませんでしたが、周りの方のお話を聞く限りでは、一人は櫻井くんだったとか。私、『シブヤ〜』を観たときも櫻井くんと一緒だったんですよねー(笑)。

*1:私はファンデーションもアイシャドウもマスカラもつけないのでこの程度で済んだのかも?