高校生コンプレックス

 どちらかといえば野ブタ。は亀ちゃん目当てに見始めたのですが、今や山ピーに夢中。・・・私も結構ミーハー(死語)だったんだな・・・。第一話を見たときは山ピーのキャラがIWGPの窪塚くんのキャラに被るなぁと思ったんですけど、第二話からはそんな印象もなくなり。アホ可愛い仕草をしつつも、修二や信子を達観的に見てる目にトキメキます。そして何ともいえずせつない存在なのが見ててきゅんとするんですよー。親元離れて暮らしてるのも訳アリっぽいし、修二にも信子にも片想いで。信子が好きって気付いちゃったのか〜。人の心は悪意でも好意でも悲しいな。
 あまりないことですが、夢中になるドラマってほとんど舞台が高校なんです。これまでだと『めだか』とか『ごくせん』。『花より男子』もそうだし、『野ブタ。をプロデュース』もそう。高校生が人生や恋に悩む姿を見ると条件反射でせつなくなります。オトナになった私が一番コンプレックスを持ってるのが高校時代からかなぁ。本当ならいわゆる青春時代なのにね。変わることも馴染むことも恐れて後ろばっかり見てた時間を、ドラマに感情移入して埋めようとしているのかもしれないな。
 人の悪意云々は別として。信子も、プロデュースしている修二も少しずつ変わっていくだろうなと思うとせつなくなります。変わるって苦しいし、怖いし。だからこそ私は逃げ続けてたわけで。でも一番せつないのはやっぱり山ピー(彰だって)だなぁ。変わっていく人を間近で見守るのが一番せつないような気がします。