風間くん!

 本当は行った翌日に書いていたのですが、下書きのまま忘れてたプチ感想です。舞台も無事終わったようですし、遅いですがupしておきます。いやぁ、舞台は本当に難しいですね。
 『蒲田行進曲』は最近J活動を共にすることが多いIちゃんと行きました。彼女は風間くんのことはあまり知らないので、どんな感想を持つかどきどきしていたのですが・・・。結構好評価だったので、「いい子でしょ〜。お芝居もうまいでしょ〜。贔屓にしてやってw」と「うちの子自慢」状態でした(いうだけはタダ・笑)。
 まず初めに舞台上に現れたのが予想外も予想外に風間くんで。そのまま最初から最後まで釘付けでした。この頃アイドル雑誌を見ていないし、裸少も見てないから知らなかったけど、ビジュアルが最高で(私の好きな髪短めバージョン)。おまけに思ったよりも出ずっぱり(正直錦織さんやアツヒロくんより出てたんじゃないかと)。
 そして何より、お芝居がよかったです。舞台はSHOCK、クラウディアと観て今回3回目だし、ドラマもすべて見ているわけではないので、いい切るのもためらわれるけど(お江戸でござる道中でござるはTVだけど、舞台といっていいのかどうか)、風間くんは舞台向きだよな〜って思いました。自身は小柄だけど、すごーく大きく見えるの。それだけのエネルギーが後ろに見えていました。
 まくし立てるような台詞が多かったのですが、メイン4人のうちで、きちんと聞き取れる速さと間で台詞がいえてたのも風間くんだけだった気がします。座っていた場所によるのかもしれないけど、ときどきね、みんなが何をいっているのかわからなくて、「?」って思うことが多かったんです。前の席の人はくすくす笑ってるけど、付いていけないよ?ってところが。でも風間くんの台詞はほぼ聞き取れました。あと、みんな声が枯れちゃってて、余計聞き取りづらいところもあったのですが、風間くんは全然そんなことなく、普段どおりの声でした。
 台詞を噛むこともほとんどなかったですね。二ノのシブヤを観て受けた衝撃と今回受けた衝撃は同じでした。二ノもあの舞台の上でとても大きく見えたし、台詞も全然噛まないどころか、よどみなくスラスラしゃべってて(蒼井優ちゃんもそうだったなぁ)、ファンになりたてホヤホヤだった私は本当にびっくりしましたもん。
 お話そのものはですね、予備知識がまったくなかったのもあり(それはいつも)、かなり難しかったです。でも一筋縄ではいかない様々な愛の形がせつなかったですね。銀ちゃんへの敬愛と小夏さんへの愛慕の狭間でもがき苦しんで、殉死を選ぶしかないヤス(風間くん)が。そして目をかけて可愛がってヤスが自分のために死んで、自分の代わりにクローズアップしろと叫ぶ銀ちゃんが。
 クラウディアでは台詞があまりなく(たぶん)、その存在感におぉ!って思わされたんですが、今回台詞が多かったことによって、さらにおぉぉ!って思わされました。'83年6月17日生まれのふたりは演技派さんなんだな・・・。また風間くんが舞台に出ることがあったら、ぜひ見に行きたいです。