そういえば

 昨日、演奏会の開場までに時間があったので本屋さんで時間をつぶしていたのですが、村上春樹 イエローページ〈1〉 (幻冬舎文庫)村上春樹 イエローページ〈2〉 (幻冬舎文庫)を買ったので、対象作品を読み直してみようと思い、『ダンス・ダンス・ダンス』を読み始めました*1。主人公がクリント・イーストウッドの出ている映画を見るという描写が出てきて、無駄にドキっとした(苦笑)。
 日文を出ているくせに、評論は好きになれません(卒論は図書館学を選んだので作品批評をしないで済んだ)。だから昨日買ったような評論めいた本は買わないのだけど、ついつい「村上春樹」の文字につられて買ってしまいました。特別好きだともいいとも思わないのだけど、ときどき妙に引きずられます。文庫化されてる小説はほとんど読んでるし。でも今村上作品を読み続けるのは危険かもなぁ・・・。
 連休を取っていた同期が金曜にひとり、今日もうひとり(=たけのこさん)戻ってきて、やっとホッとしました。6年目になってそんなんじゃダメだと思うし、他の同期は部署に一人という子ばかりだからいるだけ恵まれてるんだけど、やっぱりちょっと心細かったから。前にも同期がみんな休みだったことはあるんだけど、今の時期はちょっとつらかった。
 今は妙に心細いっていうか淋しい時期なのかなぁとたけのこさんと話してて。ふと「しばらく練習ないから淋しいんじゃない(たぶん私が楽しそうに先輩や練習の話をしてたからだと思う)」といわれて、あぁそうなのかもと思いました。大学3年のとき(部長をやって、全トップやってたとき)も、終わった後はこんな感じだったなぁって。
 燃え尽きたとかそんなんじゃないけど*2、これで部長とかパートリーダーではなくなって、下の子たちに譲っていくんだなぁと思ったらすごく淋しくなっちゃって、用事もないのに部室に行ったり、オケの子に会うと泣きそうになるくらいホッとしたり。しばらくかなりアンバランスな精神状態だったなぁと思い出しました。
 今まで演奏会って何度か経験してきたけど、一番想いが深かったのが大学3年のときで、今年はそれを越えたなぁと思うから、本当にちょっと淋しくなっているのかもしれません。だから同じ部署にいるコンマスさん*3や後輩ちゃん*4、他部署の子*5と話すとすごく嬉しいし、心が落ち着くのかな。・・・ここ最近の不調はそこか?
 改めて自分の弱さを実感したりしたけど。原因がわかったら何とかなるかな。でも情けないー。

*1:風の歌を聴け』から読めって話ですが

*2:演奏面では悔しさしかなかったし

*3:最近よく席へ押しかけるのでウザがられてるやも・・・

*4:1年目の可愛い女の子。階が違うから滅多に会うことはないけど、ときどき電話で質問したりする

*5:ヴァイオリンで2年目の、これまた可愛い女の子。たまーに仕事で電話をする