N響アワーと兄弟

 「名曲の難所・急所」がテーマで4曲。ドヴォルザーク交響曲第8番の第3楽章、ショスタコーヴィッチの交響曲第5番の第4楽章、プロコフィエフ交響曲第5番の第4楽章、ドビュッシーの牧神の午後への前奏曲。ドボ8はよく聴くし、ドビュッシーも何度かCDで聴いたことがあるのですが、他の2曲は馴染みのない曲。ショスタコ5番は先輩の演奏会で一度聴いたことがある気がするけど・・・ちょっと難しくて、強く印象には残っていないです。「寒い地域の曇り空みたいだな」と思ったような思わなかったような。

カプリッチオ

カプリッチオ

 N響といえば、先週池田さんのCDを買いました。「アダージョアレグロ」「3つのロマンス」はオーボエ曲として外せないだけに、着実に増えるシューマン(笑)。池田さんはN響アワーで見る限り、上品に控えめに2番を吹いているイメージでしたが、さすがにソロとなるとたくましさというか強さみたいなものを感じました。力強さではなく、女性が持つ芯の強さみたいなもの。ほら、いざっていうときはやはり女性の方が強いことが多いでしょ(笑)。そんな感じです。丁寧に繊細に響く音はとても綺麗でした。3つのロマンスは持っている男性奏者の3枚よりも甘さ控えめな感じかな? そんなにベタベタした曲ではないけれど、やはり男性の方がロマンティストなのだと思います(笑)。
 今日の兄弟。「メンバー同士で結婚って考えられない」とのたまう光一さん。それ、別にいう必要ないよね? 誰もがKinKiは男性デュオだってわかってるし。しかし剛さんに突っ込まれて雪崩顔の光一さんを見て、うん、突っ込んで欲しかったんだね、と納得(笑)。