散歩

　天気がよかったので、練習をした後いつもの川原散歩へ。前回は桜が綺麗でしたが、今日はたんぽぽと菜の花が綺麗でした。この時期はいつ行っても結構人がいるのですが、今日はキャンプをしている親子やバーベキューをしている団体がいくつもあって、特別にぎやか。とても楽しそうでした。暖かかったので水際まで行って、カルガモのカップルを眺めたり、アメンボを観察したり。生物に明るくないので名前はわからなかったけれど、真っ白な美しい鳥もいたし、鳴き声のかわいい黒っぽい鳥もいました。水が温かいのか、時折顔を出す魚も見かけましたよ。
　しばらくふらふらして、お茶を飲んで、最近見かけなかったジャズフルートを練習するおじさんの練習をこっそり聴いて、帰ってきました。途中でかわいいにゃんこに出くわし、しばしにらめっこ。本上さんの真似をしてツツツといったら「にゃーん」と鳴いてくれて大成功〜。自然にも動物にもたくさん出会った散歩で大満足でした。これから日差しが強くなるまでは、散歩にはよい季節ですね。
　川原を散歩をするようになって10年になります。昔は夏だけで、3回行けばいい方でした。川原は私を癒してくれるものではなく、逃げる場所だったので、頻繁に行ったら戻って来られなくなりそうで怖かった。夏以外にも行けるようになってからはだんだん癒しの割合が増えてきたけれど、今でも川原に行くといろいろなことを思い出すし、考えます。悲しいことも嬉しいことも苦しいことも楽しいことも。私にとって川原は過去と現在が融合する、不思議な場所です。