ふれあいコンサート

 10:00から16:00までだったのですが、途中で20分くらい家に帰っただけで、ほぼすべて聴いてきました。人数が揃っている学校もあれば少ない学校もあり、上手な学校もあればいっぱいいっぱいな学校もあったけれど、どの学校も熱心さや若さが音に表れていて楽しかったです。ところどころハッとするような音もあって、またもベソベソと泣きながら聴いてました(笑)。12年前の自分がシンクロしたせいもあると思いますが*1、最近生の音楽に触れるとよく泣きます。
 思えば私は彼らの倍くらい生きてるんですよね。この歳になったからこそ出せるようになった音もあれば、わかったこともあるけれど、逆にこの歳になったから出せなくなった音も、わからなくなってしまったこともあると思いました。楽器を替え、かたちを替え、18年楽器をやっているけれど、そのときどきで、私は私の音を出していたんでしょうね。楽しいこと苦しいこと、嬉しいこと悲しいこと、人生にはさまざまなことがあるけれど、無駄なことは何一つなく、すべて糧になってるのだろうなと思いました。昨日の不機嫌のタネなんて、たいしたことないと恥ずかしくなったよ(笑)。
 高校の同期はいなかったけれど*2、中学時代隣でフルートを吹いていた同期が指揮をしていてびっくり。吹奏楽で有名な高校へ行って、音大へ進んだときいていたけれど、こんなところで見かけるとは・・・。引率してるから忙しいと思ったけれど、挨拶だけと声をかけました。話すなんて何年ぶりだろう・・・。学校の先生をしているわけではなく、外務指導員として行っているのだそうです。彼女らしいな。
 あと、ひとりすごくカッコいい先生がいてどきどきしちゃいました。あ、カッコいいというのは顔じゃなくて*3指揮ですよ(笑)。その先生の中にきちんと曲が入っていて、イメージもしっかり決まっていて、生徒からそれを引き出そうとしてるのがよくわかった。あの指揮を中学生が理解するのは難しいだろうなーと思ったけど、頭ではわかってなくてもひっぱられて出せていたと思います。あの先生と演奏するの、楽しいだろうな。
 夏になると吹奏楽が聴きたくなるのですが*4、10年ぶりに吹いてみたい気持ちが膨らんでいます。ホールを借りて演奏会をするのもいいけど、地域のイベントに出るのもいいよねぇ。掛け持ちするほど譜読みが得意なわけでも、練習時間が取れるわけでもないから無理なことはわかっているのですが。でもいつかやってみたいな。

*1:でも私の母校は出てませんでした。部員が少ないのかな〜

*2:仕事忙しいのかなー

*3:最近視力が落ちたので顔はよく見えなかった。でもかわいい系だったような・・・生徒にモテてそうですね

*4:吹奏楽コンクールが夏にあり、練習ばかりしていたからだと思う