アキハバラ@DEEP

 アキラちゃんの滑舌がもっとよければいいのに・・・!と思いながら2話とも見ました。『眠れる森の死体』でも思ったけれど*1、やっぱり斗真くんは演技うまいなぁ。風景とも人ともお話とも、うまく溶け込んでいる気がします。風間くんも丁寧に演じてて上手なんだけど、丁寧に演じてるっていうのがときどき見えちゃうんだよね。
 秋葉原には大学3年のときに行ったきりなのですが*2、行ってみたい街です。パソコンとかデジカメとか全然詳しくないくせに電化製品大好きなので、詳しい人にガイドしてもらいながら歩いてみたい。あとメイドさんにも会ってみたいな〜。でもあぁいうお店って女は嫌われるんだよねー!?(お客さんに) そういえば最近、執事カフェっていうのもあるそうですね。
 お話は『池袋ウェストゲートパーク』みたいだと思いました。原作者が同じなので当然かもしれませんが・・・。「地域」という感覚が薄れていく現代において、ある一点の地域を舞台にして若者の風俗を描くというのが、石田さんの手法のひとつなのかな*3。しかもその地域にいる若者がそこを地元としているわけではないのもまた現代っぽいなぁと思います。
 小説が原作のドラマってあまり好まないのですが、映像を見ながらも何となく受け手に任されてる部分があるような気がして、小説の香りが残っているのがいいなーって思います。適度に現代性があって、適度に無意味で、見る人を錯覚に陥らせる感じ、心に軽い傷を残す感じも好き。髪ぽざぽざなのに、メガネっ子風間くんのビジュアルも好きよ。・・・ハイ、DVD購入決定(爆)。

*1:気付けばページ・ボックス・タイコは『眠れる森の死体』トリオだった

*2:当時は今みたいなアキバブームではなかった気がする

*3:作品を多く読んでないので無責任な発言ですが