会社が入ってるビルに入るや否や、にのみん(iPod mini)をばーんと落としてしまいました。先日も水攻めに遭わせてしまったし、ずっと大切にしてきたのに「最近ごめん」って感じです。しかしそういう危機状態のとき、機械の具合はもちろんのこと、ニノに何かあっては・・・!とも思ってしまうあたり、かなりイタイ人ですね(苦笑)。
 その後も降りるフロア(16F)でエレベーターの扉が開いたにも関わらず、15Fだと思っていて降りずにいたら、後ろから「降りますよ」と上司に声をかけられたり。朝から心ここにあらずな行動二連発。は、恥ずかしすぎる・・・。仕事自体はきちんとしてきましたけどね。
 心ここにあらずな理由。それはきっとゲームニッキ。・・・えと、ネタバレはしてないですが、これから嵐コンに行かれる方はご覧にならない方がいいと思います。


 たいがいのことにおいて本気で疑問に思ったり、怒ったりはしません。そりゃぁ生きていれば「何故!?」とか「何なのよ?」と思うことはあります。仕事中なんてしょちゅう。でもそんなのあって当然のことだし、自分の思い通りに事が運ぶことなんて稀ですよね。
 逆に私が「何故!?」とか「何なのよ?」と思われていることもあるはずです。もしかしたら私が「何故?」と思った人が、私を「何故?」と思っているのかもしれない。そうやってずっと、私のことを10人が人として好きだといってくれたら、10人は嫌いだというはずだと思って生きてきた。そう思えば99.9%のことは納得できるし、受け入れられるんです。
 でもね、23日のゲームニッキ、これは納得も受け入れもできなかった。それがニノの本心だったとしても、聞きたくはなかったなーと思いました。形やジャンルも違うし、アマチュアであるけれど、私もステージ上で音楽をやる人間として、お客さんの楽しみ方に自分のイメージを求めてはいけないと思ってるし。
 言葉とか音とか絵とか・・・そういう表現というものは、出しちゃった時点で一人歩きするものだと思います。受け手がどう捉えるかは表現者にも縛れない。表現が自由であれば、また受け取り方も自由で。そして受け手のレスの仕方だって、これまた様々で自由なわけで。
 例えば私たちが演奏会をやって、誰も拍手しなかったとしても、それはお客さんのせいじゃない。私たちには拍手を強要する権利はないし、拍手に値しない演奏だったのかもしれない。究極のところ拍手が「よかった」という表現とは限らないじゃないですか。聴き惚れて忘れたのかもしれないしね(ありえないが)。そういうものだと思うの。
 レポとか読んでると今回のコンサートについても賛否両論あるわけですが(これもまた心ここにあらずな理由のひとつですが。でも作品というのはそういうものだし、究極好きか嫌いでしかないものだと思うから、それはあまり気にしてないけど)、私は楽しかったんですよ。
 1年ぶりのコンサート。嵐は力いっぱいだったし、とにかくみんなを楽しませたい!って気持ちが痛いほどわかって。魅せ方とか演り方がどうであれ、セットリストからもそれは伝わってきたし。会場中のペンライトが揃って動くところも、規制退場とかマナーがよかったことも、あーここにいる人たちみんな同じ人が好きな仲間だーって思うことも。珍しくすぐにMCレポ書いちゃうくらいに楽しかったんですよ。本当に楽しかったの。
 でもぷしゅってちょっとしぼんだ気がしました。わりとゲームニッキが発言の場としてフリーダムな感じゆえに、結構堪えましたね〜。ニノは何と比べてるんだろう?って。去年のコンサートはもっと盛り上がってたのかなーとか、北海道とか広島はそんなに盛り上がったのかなーとかね。
 好きな人の発言に対してこういう気持ちを抱くって初めてのことです。28年生きてますから、好きな人に嬉しくないことをいわれたこともありますよ(笑)。でもすぐ納得して受け入れてたから(笑)。それにニノがそういうこというとは思ってなかったから、余計に堪えたのかもしれない。
 まぁ・・・矛盾してるといわれればそれまでなんですけどね。ニノの発言は自由なものだし、悪気があっていったわけじゃないですから、私が勝手に傷ついてこんなことを書くのは間違ってるのかもしれないけど。その自由を圧するものなのかもしれないし、ニノのいう通りだと思った人もいるかもしれないしね。・・・あーもうわからん。難しい。
 ニノのことは大好きですよ。こんなことを書いたのはニノを責めるためではありません(それだけは誤解しないでほしくて)。むしろ好きだからショックで、書かずにはいられなかっただけだから。単にびっくり度がちょっと大きくて、楽しかった!って空気が抜けちゃっただけだから。2回の公演とも、私はやっぱりニノが好きだってつくづく・しみじみ思いました。だってすごいもん、あの人(笑)。
 MCレポの続きも心を込めて書きますし、気持ちを落ち着かせて8月のコンサートを楽しみに待ちたいと思います。読んで気分を害された方がいらしたら、それはごめんなさい。