おめでと

 10日は唯一連絡を取っている高校の友だちの誕生日で。おめでとうメールを送ったら、11月に結婚することになったとお返事がきました。彼女と前回会ったのは去年の9月かな? そのとき彼にもお会いしていたので*1、とても嬉しかったです。そして、ちょっと、寂しかった(笑)。
 結婚した友だちは何人かいますが、みんな事後報告だったんです。一度式に出たこともありますが、結婚式で5年ぶりに会ったって友だちだったし(苦笑)。マメでなくても会ったりメールしてる友だちが、「結婚するよー」と教えてくれたのは初めてなんですね。だからちょっと遠くに行ってしまう気がして寂しいです。
 高校時代の友だちだからというのも大きいかもしれないですね。人生の一部分なのに、自分のこととは思えないほど不思議だなぁと感じるのが高校時代です。最低にひねくれてた3年間。入学当初から何もかもすべて嫌だった世界(どんだけわんぱくだったんだって話ですが・笑)と、逃げることしかできないのに泣きたいほど踏みとどまりたかった自分と。
 彼女は初めて仲良くなった、そして3年間唯一素直に心を全部見せることができた友だちでした。部活も予備校も同じだったから毎日一緒に帰って、悩み相談とか秘密の話とか、いろいろな話をしました。交換日記したこともあったし、よく手紙も書いたなぁ。彼女とオーボエ吹奏楽部がなかったら、私、人として完全に腐ってたと思いますよ(笑)。そういう親友でありながら、恩人的存在なのです。
 年賀状とたまのメールの他には年1回会うくらいですが、1年ぶりに会っても「懐かしい」とは思わないです。「久しぶり」とは思うけど、「懐かしい」とは思わない。昨日も会ってたような感じで再会して、また明日も会うような感じで別れる。彼女には「普通の女の子みたいにきゃー!っていう盛り上がりがなくて、そういうとこがさちこらしい」っていわれるんですけど(笑)。
 それにしてもびっくりだな〜。制服を着て、自転車をひいて彼女と一緒に帰った日々が10年も前のことなんて。その子が結婚しちゃうなんて。当時していた話なんて今考えるとすごい青いし、「今からでも遅くないんじゃない?」とアドバイスしてあげたいくらいですけど。しかも私なんて高校時代ひねくれるきっかけとなったことから足を洗ったばかり(笑)。
 結婚式に呼んでいただけるそうなので、今からとても楽しみです。あー、もう絶対泣くね!(笑)その前にもう少し涼しくなったら会おうという話になったので、その日が来るのが楽しみです。

*1:彼女が私の話をしていたらしく、会いたかったそうだ