そんなときこそ地に足つけて

 演奏会が近づくと何事もうわの空になりがちです。・・・仕事はちゃんとやってますが(笑)。私は腰が重いのですが、そのわりに猪突猛進タイプなので(滅多に腰は上がらないが、上がるとどこまでも突き進んでしまう厄介なタイプ←恋愛には向かないタイプですね)、のめりこむとそれしか見えなくなります。そして一区切り付いたときの反動がものすごい。
 思えばKinKiファンになりたての頃、周りの友だちがびっくりするほどのめりこみ、その反動で一時期離れていた期間がありました。そのときは切り抜きも会報もビデオもほぼ全て捨てちゃったくらいです。今思うと取っておけばよかったなーって思いますが。
 サークルにのめりこんだときもそうでした。大学3年生のときは本当に情熱を傾けたのだけど、その割りに演奏会では大失敗をし、卒業後は2年ほど楽器ともクラシックとも距離を取っていました。自分のホームを無くして、気が抜けちゃったんですよね。慣れるまで仕事がとても大変だったのもあるけど。
 先生が練習でいってたんだけど、周りが見えないのはあまりいいことではないんですよね。夢中とか集中とはまた違って。目的地がどんなに遠くても、周りの景色も見ないで駆け足で進むのはよくないんですね。ちゃんと周りの景色を楽しみつつ、安全に注意して、一歩一歩進まなくちゃいけない。うわの空になりがちなときこそ、いつもみたいに地に足のついた生き方が大切なんだと思いながら。あとちょっとです。