歪んだ愛は時代のせいか?

 ゲンキンにもゲンキになりました。演奏会が終わって少し経ってから、普通に生活出来ているのに何かおかしかったんです。ずっとモヤモヤしていて、スッキリしなくて。原因もわかるようでよくわからなくて。おまけに鼻血が出たり、足が腫れたり、薬のお陰で口内炎が出来たり肌が荒れたり、体調にまで出ちゃって。そのうちには仕事するのも苦しくなり。でも2日間剛さんの歌声を聴いて、愛とかパワーをいっぱいもらって、元気になりました。ホントにゲンキンだよ(笑)。もちろん根本的な解決にはなっていないのだけど、向かっていくエネルギーは溜まりました。剛さん、ありがとう。
 以下はネタバレとかちょっと厳しいコメントとかがあるので、隠しておきます。新曲はタイトルと曲が結びついてないので、セットリストはいっぱい間違ってると思う(笑)。

 ライブは本当に素晴らしく楽しかったのだけど、残念だったことがひとつ。それは開演前も閉演後も、30日は係のお兄さんが拡張スピーカーで「会場内の撮影はお止めください」と繰り返し叫んでいたことです。何度もコンサートに行っているけれど、こんなに何度も聴いたのは初めてで。びっくりしたのと同時にすごくショックでした。撮影していた人は、それを売ったりネットで流したりするつもりはないと思う。ただ自分のためだけに、ツアーの思い出に、欲しいだけだと思う。でも、だからといってルールを破っていいもんだろうか。あの場にいた人たちはみんな同じ気持ちだと思う。剛さんが好きで集まった人たちだもの。でも多くの人はルールを守って、我慢して、デジカメや携帯じゃなく、自分の脳裏にその景色を映して帰ったはず。だって、剛さんが3時間以上もかけて、力いっぱい投げかけてくれた音楽とか愛とかメッセージを、捨てるようなことはしたくないし。それって剛さんが歌う歪んだ愛じゃないかって思うから。悲しかったです。私自身も撮影している人を何人も見てしまい、ライブでもらった幸せな気持ちをそのまま抱えて帰りたかったなぁって思ったので、今後の会場で、そんなアナウンスを聞くことがないといいなと思います。
 2日間のセットリスト。新曲はセルフライナーノーツを読んでの予想で、曲とタイトルが一致しない状態で書いているため、間違っているところもあると思います・・・。

ENDLICHERI☆ENDLICHERI
Blue Berry
White Dragon
闇喰いWind
MC
メンバー紹介
Let's Get FUNKASY!!!(29日、私はこの曲が一番泣けました)
Silent love
Yellow
プロポーズダンシング
Love is the key
Help Me Help Me…
美しく在るために
これだけの日を跨いで来たのだから
ソメイヨシノ(アレンジ変えて。30日はカット)
春 涙(セルフライナーノーツを読んでいなければ、「光ちゃん(&二ノ)化!?」と思ったことでしょう・・・。そして「しゅんるい」でなくてよかった←なんとなく)
MC(29日は斬新にもMCやりながら袖で着替え。30日はMC自体バッサリなかった)
Kurikaesu 春
ENDLICHERI☆ENDLICHERI (244さん、バリバリ踊ります)
ダンサー紹介
SPACE kiss(サンカクの歌なので244さんは踊ります)
arco iris
愛 get 暴動 世界!!!
Now's the time to change The world!
?(I want the Real thing、きみ信じてるはFake・・・というような歌でした。244さんらしい1曲)
「いつもみんなありがとう 心から愛しています」・・・たぶん合ってると思うけど、モニターにメッセージが出ました。
Say Anything(30日はこれもアンコールでした)
アンコール/Chance Comes Knocking.

 アルバム発売より横浜公演が先になったことを随分気にしていました。29日のMCで何度もいってて。だから前のアルバムからもいっぱいやってくれたのかなーなんて思いました。30日は前日3時間半にもなってしまったせいか、ソメイヨシノをカットし、MCなしでぶっ通しでした。その代わり、Chance Comes Knocking.は30日の方が244ENDLI-xらしかった気がします。ほぼノンストップで力いっぱい歌って、踊って、弾いた剛さんの体力に脱帽・・・。っていうか剛さんホントにすげえ! あんなに張った声を、あそこまで出せるって・・・惚れ惚れしました。
 昔から人に惹かれるのに理由なんてないわーと思っていたけれど、全く何もないわけじゃないんですよね。共感できるところとか、偶然同じことを考えているときがあったりとか、そういうものが潜んでいるんだなーって。私も音楽には救われたから。高校入学してすぐ、「貝になれたらいいのになー」と思って。一時期本気で学校辞めたかったんだけど、それを何とか支えてくれたのは音楽でした。吹奏楽部の人たちとオーボエ。それがなかったら、もっとヒドイ人間になっていたと思います。納得いく演奏ができなくて苦しむことも多々あるけれど、救われたり支えられたり力をもらうことの方が多いから、離れられないんだろうな。
 5月末に室内楽のコンサートがあって、金曜日「一緒にやりませんか」とお誘いを受けたのだけど、「こんな状態で演奏できるのかなぁ」と思って、すぐ返事できなかったんですが。剛さんの歌を聴いていたら「やっぱりやりたい」と思い、ご一緒させていただくことにしました。持久力がなく、どうにも伸びのある音を出せない私にとって、室内楽はハードルが高いのだけど、チャレンジしないことには何も生まれないと思って。2ヶ月しかないけれど、精一杯頑張りたいと思います。
 明日は何としてもシングルとアルバムをお迎えして帰るぞ〜(お店で買ってよかったー!)。