一夜明け

 とはいっても、帰宅したときは本日になっており、洋服や楽器を片づけたりいただいた花束を花瓶にさしたり、お風呂に入ったりして、ベッドに入ったときには1時を回っていました。。。さらに職場で隣に座っているのがオケの人なので、ものすごく不思議な気分でした。寝ている間は記憶がないわけで、「さっきまで一緒に飲んでたよね?」みたいな(笑)。この半年、一番会っている時間が長かったのはその人のような気がするけど(笑)、新しさに慣れるまで年単位でかかる私が、半年で職場の雰囲気や人にここまで慣れることができたのは、同期とその人のお陰だと思って感謝しています。基本は黙々と仕事をしているし、仕事上で関わるときは結構怖かったりするんだけど(笑)、ふとしたときにオケの話をするといい気分転換というか息継ぎになりますからね。。。
 私はそんなに飲んでいないし、普段から寝るのも遅いので、仕事は普通にしてきました。ただ献血できるほど、体調万全でもなかったようです(笑)。今日は会社の献血実施日だったので、「今年こそ!」と思って行ったけど、血圧はクリアしたもののヘモグロビン量が足りなくて提供できずでした。去年と同じパターン。看護師さんに「前回*1はいい数値だったのに波がありますか」といわれたので、去年も会社のではダメだったといったら、「もともとそんなに濃くないのかもしれませんね」といわれました。検診で指摘されるほどではないにせよ、いつも若干低めなので、体質なんだろうと思います。職場の近くに献血ルームもあるし、またよく寝て元気なときに行こうと思いますー。
 言ってしまった方がいいのか、言わない方がいいのか、逡巡していたこと・・・そのうちのひとつを言いました。怒られるかもしれないけど、と前置きして。黙って聞いてくれた。そして優しく諭してくれた。私は私しか持っていなくて、それ以外のものは持てなくて、だからすべて自分次第、自分で決めて進んでいくしかない。話したことがどう伝わったのか、どう感じたのか、正確なところはわからないけど、諭されながら、またとんちんかんな焦りだったり不安だったり淋しさだったりを抱いていたんだなと、そして子どもっぽい独占欲が渦巻いていたんだなと思いました。でも恥ずかしいとは思わなかった。それが正直な気持ちだったから。
 2年前から心でくすぶり続け、ときに暗闇にいるみたいな気になったことは、この半年で晴れた・・・というか、恐ろしいほど透明で美しい月光が見えました。話したことで、これからもその月明かりを頼りに、でも自分の目で自分の道を探して、歩いていこうと思えた。本当は怒っていたかもしれないし、ダメな子だなーと思ったかもしれない。でも変わらずに愛されてるなって思ったし、それを疑ったり不安に思ったりすることもないと思った。言ってよかった。今回、演奏するうえで実現したかったこと、実現できるのか自信がなくて不安だったこと。それが実現できていたことを、私が聞く前に自然に言ってもらえました。本番の演奏は満足できない部分も多かったけど、練習の過程込みでは、合格点をあげられるかなと思います。また次回に向けて頑張りたい。

*1:会社で断られた後、休みの日に献血カーに行ってみたら、そのときはできた!