事故はあったけど

 室内楽コンサートが終わりました。帰りは雨が降ったけど、本番のときはお天気が良くてよかった〜。今回は弦とトロンボーンとのアンサンブルと、前に書いたトリオと2組出演して、オーボエコールアングレと両方吹きました。音が出なかったり間違えたり、いろいろ事故は起こしたけど、どちらも一生懸命演奏できました。
 オーボエで出た方は弦楽四重奏曲をメンバーの方が編曲してくださったもので、オーボエ用の楽譜ではなくヴァイオリンの楽譜だから、楽器の違いによる難しさがありました。余裕はなかったものの、「曲を作る」ってことを考えて吹けたかなーと思います。それが全員で同じ方向だったかというとそうじゃないところもあり、もっと練習方法に工夫が必要だったなと思ったけど、みんな「楽しかったね」で終わったから、それは今回得たことで次回への課題かなーと。私自身は、リハは(珍しく)緊張してボロボロで、本番は持ち直したもののちょっと悔いが残る出来でした。。。気持ち・楽器・リード・・・いろいろを本番にあわせていくのって難しい。
 オーボエトリオは立ち上がりにそれぞれミスって、止まるか!?という危機もあったように思うけど、止まらず続けられたし、音楽の流れも止まってなかったし、最後まで勢いを保ったままでいけたと思います。これは練習の成果だし、3人の気持ちが同じ方向を向いていたからだと思う。そして後輩くんのように上手な人でも緊張はするんだなーとか、たくさん練習しても本番には何が起きるかわからないなーと思いました。でも本当に楽しかったです。例の反省した日から、どんどん気持ちが前向きになっていって、練習するのが楽しかった。思うようにいかないところはたくさんあったけど、苦しいとかつらいとは思わなかった。今回のアンサンブルでまた少し乗り越えられたかなって思うし、焦りみたいなものも軽くなったかなって思います。出演して良かった。
 オーケストラと室内楽では同じクラシックでも演奏の仕方も、曲の作り方も、気持ちの持っていき方も、難しさも全然違うなと、やるたびに思います。どちらも楽しいし、難しいし、学ぶことが多いです。次はオケ。練習が始まるのが楽しみです。・・・さてさて、今週も仕事はいろいろ盛りだくさんです。落ち着いて前向きに頑張ろう。