私のオセロ

 今年突然24時間TVを見たのは嵐がパーソナリティだからという理由ですが、それだけじゃなく見てよかったと思いました。杉田さんのマラソンや障害を持った方々のチャレンジは自分のことを考えるきっかけになったかな〜と。日記では能天気なことしか書いていませんが、26歳の誕生日を迎える少し前から将来についていろいろ考えたり悩んだりしていたんです。でも忙しいを理由に深く具体的には考えないようにしてました。
 これまでいわゆる一般的な道を進んできたけれど、この先を決めるのは私自身なんだよなぁと気づいたんですね。学校には入学と卒業があって、何年と決まっているけれど、仕事は決まってない(今の会社には定年があるけど)。ここにいるのも辞めるのも他の仕事を探すのも、それこそ結婚するのもしないのも、全部私次第、私が決めなきゃいけないんだなーって。
 3年間はただ必死に頑張らなきゃと働いてきたけれど、4年目になって働くことが、今の会社で働くことが、私の人生でどんな意味を持つのか、どんな位置にあるのか、考えるべき時期になったんだなと思います。でも実際考えようとしても、どうしたいのか決まってないし、決められるとも思えなくて先延ばしにしてきました。今の私は「夢って何ですか?」と聞かれても、答えられない・・・。でもいつまでも逃げ続けるわけにはいかないと思いました。
 今までいろんなものを諦めたり投げ出したりしてきたけれど、そういうことも含めてちゃんと考えたいなと思いました。以前ピカンチダブルの「終わったはずの夢がまただ僕らの背中に迫る」というフレーズを櫻井くんが前向きだといっていたけれど、今になってわかる気がしました。あのときは「私は過去に責められているような気がするなぁ」と思ったけれど、それは私の心の持ちようが逃げ体勢だったからなんだろうな。
 あとはハンデを持っていても音楽をやりたいっていう皆さんを見て反省した・・・。今度の演奏会に向けて練習を始めたばかりだというのに、自分の苦手オンパレードのため早くも逃げ腰だったんです。克服しようという気持ちより、イヤだなーという気持ちの方が勝っていて、練習していてもすぐくじけてました。努力しなくちゃうまくなんてならないし、楽しまなければやる気もおきないですよね。小さい頃から聴いたり楽器をやったりして、音楽は好きだといえるものなのだから、やるからにはきちんと練習して失敗してもうまくいかなくても、楽しく吹いて、このフレーズはこう吹きたいと自分の気持ちを表現できるようにならなくちゃと思いました。
 普段は本当に能天気なKinKi・嵐ファンだけど、それがきっかけでいろいろ考えたり励まされたり気づいたり反省したりします。だから辞められないなぁ(←辞める気全然ないくせに・笑)。