好きなものがあるのは幸せ

 早くオケの練習が始まらないかなーと思う今日この頃。新人ちゃんの育成もだいぶ落ち着いてきたし、リーダーの仕事にも慣れてきて、やっと自分のことを考える余裕が出てきました。月初に先輩に会ったからというのもあるし、先週メールをもらったからというのもあるし、早く先輩と会いたいというのもありますけどね(どんだけ好きなんだって話ですが)。
 そういう環境にいるのは幸せなことだと思います。好きなものを持って行きたい場所があって、会いたい人たちがいて、その人たちが自分を迎えてくれるということ。先日課長と飲んだとき、「楽器を持っていればどこへ行っても輪に入れるっていう状態がいいよね」と言われましたが、確かにその通りだと思います。例えばここを離れて別の場所へ行くことになっても、そこにオケがあればきっと仲間を見つけることができるという小さな安心感。
 ピアノを辞めて以来、いつもどこかに所属していたのですが、入社して2年だけはどこにも所属せず、楽器も吹かず、宙ぶらりんとしていました。今と同じように仕事についていくのに精一杯で、とても楽器を吹くような余裕がなかったためですが、今思えば吹いていなかったからこそ、余計に仕事にとらわれていたのかもしれません。その間少しずつ心が干からびてくのを感じて怖くなり、自分の居場所を見つけなきゃ!と思い切って選んだのが今のオケでした。
 私はたまたまオケでしたが、そういう居場所を持っている人はいっぱいいると思います。秋葉原とか、ライブ会場とか、お気に入りのカフェとか、図書館とか。ネットでもいいよね。もちろんジャニーズもそうですよ(笑)。何かひとつでもコレ!という好きなものがあって、誰かと分かち合う気持ちがあれば、見ず知らずの人とつながっていけるという安心・自信みたいなもの。
 私の周りには「趣味なんてないし、別にいらない」という人もいるし、「好奇心旺盛だからコロコロ変わっちゃう」という人もいるし、それはそれでその人らしさだと思うけど、私は高校時代にオーボエとジャニーズに出会えてよかったなぁと思います。手放さないかぎり、きっとどんなことがあっても心が乾くことはないさ。
 ・・・思いがけず真剣なエントリーになってしまった。いいたかったのは「あ〜、来月の総会が待ち遠しいな〜」ってことだけです(笑)。