恐らく吹き収め

 今日は年内最後の練習日でした。最近、指は回らなくとも「音が出てきてるね」と先輩に褒めてもらうことが多く、自分でも少しずつながら進歩してると実感していたのですが、今日はまるでダメでした。指揮の先生は「だいぶ勝負できるようになってきたね」「もし本番で失敗したとしても、その後絶対うまくなるよ」といってくれたんですが。
 贅沢な話ですが、長期休暇が苦手な私は5日目を過ぎた頃から不安になって、7日目を過ぎると気持ちが安定しなくなることがあります。人と旅行に行けば別なのですが、今回のようにどこへも行かない、行っても一人の連休はダメですね。掃除したり、夕ごはん作るお手伝いしたり、少しは動いてるんですが、ふいにどーしていいかわからなくなっちゃうんですよ(苦笑)。・・・要は貧乏性ってことか?
 気分というのは音にモロ現れるんですよね。音を出したいと思っても、無意識のうちに気持ちが引いているから、ちゃんと出ないんです。出すべき場所で、スパンっと発音できない。例え音が出たとしても(楽器の構造上、息が入れば音は出るんで)、立ち上がりが悪いし、響かないんですね。
 そんなふうにイマイチ調子の出ない日でも、どうにかして攻めようとしている姿勢はうかがえるらしく。先輩には「本当に今年は変貌してるねぇ」といわれました。・・・いや、今までが消極的すぎただけなんだけど(苦笑)。でもそんなふうに過去を振り返られるようになっただけでも、大進歩だといわれました。
 そんな先輩も今日は調子が出なかったみたいで、二人で「うーんうーん」といいながらの練習でしたが。年明け早々の合宿では一段階段を上れるといいなぁと思ってます。いくら練習しても指が回らんところはいっぱいあるけどね・・・。とりあえず音を出さなければならないところがキッチリ吹けるように頑張りたいっす。