毎日一度きり

 ハイクでちょっとつぶやきましたが・・・昨夜の剛紫さんライブの感想はうまくまとめられそうもありません。今の私にとって、ちょっとした破壊力がありました。これまでの人生において、剛さんの言葉だったり歌だったりがきっかけとなって、転機が訪れたことが何度かありますが。昨夜はそこまでいかなくとも、結構な衝撃があって・・・。金曜日はそんなことなかったのですが、土曜日にちょっとした出来事があったせいか、昨夜は「知らないうちにちょっと自分を見失いかけてた!?」と思ってしまって。・・・うーん、いや、剛さんのいう「我」とは少しズレているかもしれませんが。側にいる人の顔色を伺って何かを決定するようでは、それは私じゃないよなーと思ったんです。それが自分の好きなものだったり、31年の人生を築いてきたものであればあるほど。そうじゃないと、何の責任も取れなくなっちゃうし、自分が器だけになった気がするし、第一今までの毎日がかわいそうだ。でも生きている間中、多くの人に出会うんだから、刺激しあったり影響しあったりすることも悪いことではなく。結局大切なのはバランスだなぁと。それを見極めるには、自分自身の尺度がちゃんとしてないとダメだと思ったのでした。何かいわれても、取捨選択する感覚を失っていてはいけないなと。・・・すみません、抽象的にしか書けなくて。
 『叶えKey』が音の響きも歌詞の響きもすごく好きなんですが、人生一度きり・・・毎日一度きり・・・って声を聴いていたら、そんなことを考えちゃったんですよね。会社の同期に「つばさちゃんにとって剛くんの存在はすごく大きいんだね」と真面目にいわれたことがあるんですが(笑)。・・・なんていうか、そういう意味じゃなく、大きいですね(笑)。ファン心理なんて宗教みたいなもんだと思うし。そこに音楽が絡んだ日には、本当に宗教ですよ。剛さんのすべてが好きってわけでもないし、以前にも書いたけど、「よくわからん」と思うことも「うーん、ここは合わない」って感覚もありますが、ときどき今回みたいなずどーんという教え(教え?)が降ってくるので、やっぱり好きなんだなぁと思います。・・・真面目にこんなことを書いているのも、お仲間以外の人から見たらおかしいかもしれませんが(笑)。
 それを除いても、昨夜のライブはよかったと思います。何の曲か忘れましたが、わりと前半でうまく声が出ないときがあって。「まさか・・・」とちょっと心配したのですが、全然大丈夫でした。むしろかなり力が入っていたのではないかと*1。中盤、座って聴くところはアドリブがすごく長くて・・・私、うっかり寝そうになりました。退屈っていうんじゃなくて、あまりに心地よくて。いや、クラシックのカデンツァもそうだけど、即興ってある意味、やっている人しかわからないところもあるじゃないですか(私が音楽知識がないから理解できないだけ?)。いつも「おぉ」って思いながらも、その人がそこで何を魅せたいか、うまくつかみきれなかったりして。剛さんのアドリブが全然意味わからなかったというわけじゃないんですが、なんというか、ピアノの音と剛さんの声が優しいような哀しいようないろんな色をしていて。ふわぁっといい気分になって、本当にそのまま寝てしまいそうでした。初めての感覚でしたね。Jのライブで寝るという。
 薬を飲み始めたら、痛みはだいぶ治まってきて、体調はかなりよくなりました。病名がつかなかっただけで、ずっと何年も抱えてた痛みなので共存できるんですが。剛さんは「痛みなら嬉しい」といっていますが、身体の痛みはあるよりない方が楽ちんです。心の痛みはまったくないと生きている気がしないけど。人生一度きり。元気にいろいろ頑張りたいです。
 お礼が遅くなりましたが、お☆さまや拍手、ありがとうございます!!

*1:金曜日はWSさんもASKAさんもいらしたからね