イタイですよ〜(笑)
やっと、本当にやっと手に入れました。薬師寺DVD初回盤*1。皆様が口をそろえて「剛さん歌うますぎ!」とおっしゃっているので楽しみにしていたのですが・・・どうなんですか、これ。凄すぎじゃないですか!? 生はともかく、DVDで涙が出てくるなんてあまりないですよ。しかも私のテレビは古いちっちゃなブラウン管です。スピーカーの性能も低すぎです。
- 出版社/メーカー: ジャニーズ・エンタテイメント
- 発売日: 2010/06/30
- メディア: DVD
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オリカラとか街とか昔の歌を聴いて、あの頃はもっと違う意味で胸が痛くなったなぁ・・・なんて思いました。剛さんが感じていたであろう痛みを想像したり、剛さんが感じている痛みを真に知る術のない悲しさで。いつ聴いても剛さんの歌声は胸に響くけれど、純粋に音楽だけに胸を突かれていたわけじゃなかったとも思います。常に歌う剛さん自身のことも考えていた気がする。見ていれば、聴いていれば、ある程度のことは伝わります。ギリギリな感じとか戦っていることとかもがいてることとか。でも真実を覗くことは誰にも出来なくて。何を感じているのか気になって、想像して・・・。そんなファンの思いがまた剛さんにプレッシャーを与えていたのかもしれない・・・と今は思いますが、私たちも必死だった気がします(苦笑)。生きていれば幸せなことばかりじゃないとわかっていても、好きな人たちには幸せでいてほしいと思うし、つらいことがあればそれが傲慢だとしても何とかしてあげたいと思うものね。
私は剛さんのソロプロジェクトでは244ENDLI-Xが一番好きです。以前書いたけど、「I AND 愛」のライブは本当に楽しかったし、音楽は手段でしかないんだなぁと思ったのが結果的にうれしかった。名前とかにこだわらなくても、自分らしく音楽をやることが出来るようになったのかなぁと思って。剛紫さんはまたちょっと等身大を通り過ぎてる?と思ったけど(笑)、その後すぐ本名になって、また何か感じることがあったんだろうなと思っていました。その薬師寺ライブ。相変わらず客席は見てない感じがしますけど*2、それは見られてることを意識してではないのだろうなと思いました。見ているのは奈良の空であり、表現したいと思っている音楽であり、自分の世界なんだろうなって。
ちょっと話がそれて、唐突ですが、30歳の区切りってデカイんだなーと思います。突然経験や歳を重ねていくというのは、すばらしいことだなと思えてくる。昔は経験したがゆえに寛大になっていくこととか、わかったような気になってしまうことが恐ろしかったです。感受性がなくなっていくような気がして。そしてどんどん傲慢になっていくんじゃ、私?みたいな感覚がありました。ホント、30歳になるギリギリまでそういう思いに震えてて。でも過ぎたら「そういうことじゃないんだなー」って思えるようになりました。今でもときどき葛藤はあるけど、肯定できるようになった。初めてのときと同じような受け取り方は出来ないし、逆に初めてのときには気づかなかったことにも気づけるということを知り、30過ぎて青臭いところばかりでも、それはそれでイマイチだよってわかる(笑)。
自分のことだけ考えてたらいけないってことかなぁと。いつの間にか会社でも後輩ちゃんの数が増えましたが、そういうことなんだろうと思います。20代は自分のことだけで精一杯でもたぶん許される。でも今はその先があると思います。20代・10代・子どもたちにとって、背中を見せられる人間じゃなきゃいけないんだろうなって。自分だけじゃなく、人をも育てないといけないっていうのかな。昔はどんな場面でも作法を重んじる大人が無感動のように思えたけれど、そうではなくて、それが自分を育ててくれたものに敬意を払うってことだし、人を育てていく年代の姿なんだなーと思うようになりました。そしてそういう立場の方がすごくいろんなことを感じてるし、素直なのではないかと思います。
私も10・20代の頃は自分の感情を出すのが恥ずかしくて、よく淡々としてるとか冷たいといわれましたが(苦笑)。最近はめちゃ感情的ですよ。表に出すときもあれば、抑えるときもありますが、自分の気持ちにはわりと正直です。一番変わったなと思うのは、オーボエを吹くときに「こうしたい」とか「あぁしたい」と思うようになったことかな。実現するだけの技術がないのでもどかしいし、そんなに現れてはいませんが、自分で聴くと明らかに昔の音と違うのがわかります。そういう欲求はもちろん自分自身の欲求ではあるのですが、それだけではない・・・かな。周りがあって自分がある・・・というのが、はっきりことばにできなくても、なんとなく感じるようになったからだと思います。オケは集団行動ですしね。
また唐突に戻ってきて(笑)。剛さんは今でも葛藤していると思います(葛藤しない人はいないでしょうけれど・・・)。でも以前ほどそれが表に出なくなった・・・ような気がします。何でもかんでも年齢で片付けることはしませんが、でも剛さんも大人になってるってことなのかなーって。たぶん表に出すものと抑えるものを選択しているだろうなって。周りの人のために、自分のために。そんなふうに思いました。うーん、これが1年前の剛さんなんですねぇ。今の剛さんはどんなライブをしてくれるのかな。ますます「代々木当たってくれ」という気持ちが強くなりました(笑)(よこしま?)。
そうそう、な り み や くんのアニバーサリーブックも買ってきました。
成宮寛貴10周年記念メモリアル本「Hiroki Narimiya Anniversary Book10」
- 作者: kisimari
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2010/07/01
- メディア: 単行本
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今日は兄弟がお休みですが、剛さんDVDでおなかいっぱいだし、淋しくありません・・・! SHOCKも無事に幕を開けたかな? 光一さん始め、カンパニーの皆様が怪我なく無事に千秋楽を迎えられますように。明日は席替えの片付けをしつつ、仕事をしつつ。また一週間頑張ります。いつもお☆さまや拍手をありがとうございますw