そしてやっぱり音楽に救われる。

 昨日のエントリーにお☆さまや拍手、ありがとうございました。本気で空気読んでねー!というエントリーだったのに・・・本当にありがとうございます。今日もそんな感じなので、たたみますね。
 異動のことは頑張ればどうにかなるというものでもないし、それこそ縁なわけで。それに自分の思っている能力や特技が、他人から見てもそうとは限らないから、どこでどんな仕事をするかはしかるべき人が決めるもの。仕事とはその中で最高の、可能ならば期待された以上のパフォーマンスをするものだもんね。二度目ということもあり(笑)、納得というか、11年目にもなって子どもっぽい理由でモヤってはいかんと思ったというか。
 しかし同じく子どもっぽい理由であるものの、モヤっていたのは座席です(笑)。たかが座席、されど座席の座席なのです。今、それなりのお金や時間や人がつぎ込まれているプロジェクト(?)があって、同じチームの上司・先輩・後輩や別のチームの同期なんかが参加していて、連日打ち合わせの日々を送っています。今は建築で言えば設計段階で、打ち合わせも佳境とのこと。そのため、席を近くした方がいいからと、それに参加していない私たちは一時的に違う席にお引っ越ししました。お引越しといっても同じフロアだし、そんなに離れてもいないのだけど、向き合って座っていた頃のように顔を合わせたり話したりはしなくなりました。
 年度末決算で事務が忙しくなるから、打ち合わせが中断するといって元の席に戻ったんだけど、またすぐに離れ離れになり、3か月ほど経ちました。前のも合わせたら、4か月以上チームでまとまって座っていないことになります。初めはちょっとの間だしとか、みんな大変なんだしとか、プロジェクトはうまくいってほしいしと思って納得しようとしていたのだけど・・・だんだん耐えがたくなってきました。当初は6月末までだったのが、7月末になり、さらに1か月延びるかもしれないと言われて、モヤというかやるせなさというか、そういう気持ちでいっぱいになってしまいました(ローテンションのきっかけはコレか?)。
 今の席が居心地悪いというわけではないのです。忙しそうだけどちょっとしたときに話かければフラットに話してくれるし、お菓子を分けてくれたりするし。あまり話したことのない人とも話せて、いいこともたくさんありました。でもチームメンバー間でいろいろ相談したり、ときには雑談したりしながら、仕事をしているのを見ると、単純に「いいなぁ」と思って。。。私も去年忙しくて苦しくてパニックだったときもあったけど、チームメンバーと「こんなことあってー」とか「聞いてくださいよ!!」とか、時には全然違うおいしいお店やテレビの話なんかをすることで救われたから。
 間借りしているチームにも異動する人や異動してくる人、仮配属だった新人さんが配属されたりして、ちょいちょい座席変更があります。そのたびに上司たちは「席が足りるか」とか「どこに座ってもらえばいいか」とか話しているんだけど、間借りしている身としては、「邪魔かな・・・」「またどこかへ動かないといけないのかな・・・」と気分のいいものではありませんでした。。。いや、ちょっと卑屈になってるというのもあるのですが・・・! でも6月末まで、7月末まで、そう思って我慢してきたのに、また1か月延びるって・・・。しかもここで人事異動もあるから、間借りできなくなったりするとなると、いったん別の場所に行って、そこから戻るってこともあるのかな?と思ったら、ずしーんと・・・心にずしーんと来ました。そのプロジェクトが大切で重いのはわかる。間借りしているところのチームがまとまっていた方が仕事しやすいのもわかる。でもでも、じゃぁなんで私のいるチームだけが我慢しなければならないんだ!?と思って。。。
 確かに仕事内容は被っていないから、席が離れていても支障はありません。どこにいてもできます。でも、たとえ仕事は被っていなくても、チームはまとまって座っていたい。近くたって離れてたってチームはチームだけど、打ち合わせのないときは顔を合わせていたい。ただ向き合ってパソコンに向かっている・・・そういう空気だって、ファミリー感のひとつだろう・・・! それに、いくら大きくて重要なプロジェクトだからって、参加していない人はしばらく席を移ってくれる?とかいわれるのってどーなの?とも。。。いや、これはもう本当に卑屈な思いというか、嫉妬というか、そういうのの塊でお恥ずかしいんだけど(苦笑)。なんか自分たちはちっぽけだと言われている気がして、何だかなぁと思ってしまいます・・・。どんな仕事も重要だし、自分のしていることに誇り・・・とまではいかないけど(笑)、大切な役割を担っていると思っているし、やりがいもあるし、一生懸命になれるから、そんなの関係ないよとも思うんだけど、でも、ね。
 プロジェクトに参加している人が、その分、事務の仕事を免除されるとか、そういうのは当然だと思うのです。朝から晩まで打ち合わせして、席に戻ってもペンディング事項を相談して・・・と本当に大変なのはわかっているから。でも、それを周りで支える人間も大変なわけだから、普段の環境で行えるようになればいいなぁと。・・・って、そんなことでモチベーション下げているのは私だけなんですかね・・・(焦)。でも私はそんな単純なことで上がったり下がったりしてしまう人間なのです。なかなか組織感覚は身に着きません(笑)。で、今までずっと我慢してきたんだけど、「もう離れ離れは嫌です。予定通り、今月末で元の席に戻りたいです」と課長にいってみました(笑)。さてさて、どうなるんだろうな〜。
 でも、「音 楽 の 日」を見ているうちに、心の毒素が抜けていくのがわかりました。君といつまでもとか・・・もしもピアノが弾けたならとか・・・、必ずしも応援ソングばかりではなかったけど、どの曲にも音楽が持つパワーがありました。中居くんがいうように、時代や世代を超えて継がれる名曲には、色あせないだけのパワーがありますね。始めの方は時間も早いし、家族で見られる選曲だったのかな・・・。懐メロな感じで、それを聴いているうちに、心で広がっていたモヤというか、単なる嫉妬というか(苦笑)、そういうものがしぼんでいって、ふーっと心から出ていくのがわかった。
 そこへきたフラワー。心に沁みましたねぇ・・・! フラワーはリアルタイムで見ていないと思います。一時期、KinKiさんから離れていた時期があって、その頃に発売された曲だから。CDは聴いていて、いい曲だなって思っていたけど、心からいいなと思ったのは働いてからだった気がします。会社でカラオケに行った時、上司と歌ったこともある気がする(笑)(ちなみに昔はときどきチームの飲み会で、カラオケに行ってました。カミングアウトしていたので、よく僕羽根を歌ってと言われて歌ってました)。僕羽根も、フラワーも、Familyも、いいセレクトだったと思います。バックも嬉しかった! ひそかにThey武道好き・・・!(笑)そして・・・実は常々ゆーちゃんずって誰?って思っていたのですが、MADの中の特定メンバーをそう呼んでいたのですね・・・。いや、この2グループの中では高橋くんしかわからない私ですが(焦)(すまん)(これから覚えるよ!!)、すごく一生懸命踊ってくれて、ありがとうー!!って感じでした(私がお礼を言うのも変ですが)。KinKiさんについてはまた別エントリーできたらいいなと思います。たたんだ中にあるのも何なので(笑)。
 そんな感じで、やっぱり私は音楽に救われるのだなと思いました。聴く側でも、演奏する側でも、音楽にまつわることがきっかけで復活している気がします。「音 楽 の 日」、ありがとう・・・!(おかげさまで今日のレッスンも楽しく受けることができましたよー)