気持ちがあれば伝わるってさ

 先日オケの新人歓迎会でパート紹介をしたのですが、会社でオケの人とその話をしていたら、近くにいらした上司が加わってきて、ジョブズの名スピーチの話になり、この本を貸してくれました。私は人数が多かろうが少なかろうが、人前で話すのは苦手で(演奏している、またソロまで吹いているので、これまた信じてくれないけど。笑)、しょぼしょぼな紹介だったと思う・・・とかいっていたので。

思いが伝わる、心が動く スピーチの教科書

思いが伝わる、心が動く スピーチの教科書

 こういう本って滅多に読まないけど、読んでおもしろいなーと思うのは、前半にどれだけテクニックの話をしたとしても、最後は精神論であることが多いこと(笑)(すんません、ひねくれ者で)。これもいくつかの名スピーチと呼ばれるものを例にあげて、テクニックを述べているんですけど、結局は誠意を持って話せば伝わる、テクニックはしっかり話すためのお守りに過ぎない・・・みたいな結びで、やっぱり「おもしろいなー」と思いました。ものすごくざっくりだけど、日本人って情を大切にするのに、最近は情に左右されることを厭うきらいがある気がする。それが国民性じゃないのー?とか思うけど、なんか引け目を感じている気がするんですよねぇ。。。もっと自信持って、シンプルでいーじゃんとか思うんだけど(自分にも言える・・・)。