私の世界

 最近よく「私の世界」(はらちゃんの挿入歌)を口ずさんでいます。後ろ向きなわけではなく、真剣に見すぎて覚えちゃっただけです(笑)。音楽をやっているのに、コード進行を見ただけではそれがメジャーかマイナーかわからないんですが、かなり暗い歌詞なのにメロディは明るいですね。Hey!みんな元気かい?を出した頃に、光一さん(光一さんだったと思う)が「暗い歌詞をメジャーコードで歌うのが一番淋しい」と言っていた気がするんですが、この歌もそうだなぁと思います。明るいメロディだからこそ、本心じゃないんだろうなって思ってしまう。そっとしておいて、放っておいて、でも本当はそんな自分が好きじゃない、出来ることなら変わりたい。私も高校時代はそう思って通学していました。ただ学校へ行って、勉強して、そのまま帰りたい。誰とも話さなくていい、行事も一切なくていい。でもそんな自分が嫌いだったし、逃げだともわかっていて・・・しょっぱい思い出です(笑)。
 でもこの歌、文字通りの歌なのかなぁとも思います。私の世界は私だけのもので、人それぞれ違っていてよく、誰かにとやかく言われるものではないですよね。こうなりたい、あぁなりたい、そういう欲求はあれども、こうなれ、あぁなれと指図される謂れはない。。。関わらないでとかそっとしといてとかほっといてとか、ちょっと強い言葉が並んでいるけれど、ひとりぼっちでいたいわけではなくて、自分らしさを大切にしたい、自分の世界にいるときには邪魔しないでほしい、そんな意味なのかなとも思います。大人になると自分の世界だけを大切に出来るわけじゃないとわかってしまう。その分、自分の世界にいるときには他の人の観念を押し付けられたくはない。そういう気持ちは何となくわかります。私もKinKiのことは人にとやかく言われるとムキになってきたからなー(笑)。
 悪魔ちゃんが歌う「初恋は片想い」も好きです。初めの頃しか聴けなかったので、先々週かな? 久しぶりに聴けて嬉しかった。私もラブソングやラブストーリーは苦手って思っていた時期がありました。そういうのから離れたところにいたくて、人を好きになるとか、人に好かれるとか、それ以外にも大切なことってあるよね!?と思ったり。でもそういう自分が一番気にしているんじゃないか?と突っ込んでみたり。今でも結婚したり、子どもを産んだ友だちや知人を見て、ふと不思議な気持ちになることはあるけど、よく考えるとこの世に起きる出来事はみんな不思議だなぁとか。次は普通の恋が出来そうだなとも思う詞。・・・最近の私、なんかウザいですね。すみません(笑)。

マザーウォーター [Blu-ray]

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レンタネコ [Blu-ray]

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 前はめがねばかり見ていたのですが、最近はマザーウォーターをよく見ます。セリフは少々説教くさいんだけど、雰囲気やキャストが好きです。舞台も日常の街中だからいいのかも。めがねは南の島が舞台で、もちろんそこに住んでいる人にとっては日常なのですが、見る側からすると非日常感がありすぎるので。。。そういう意味ではレンタネコもいいです。私には猫を必要とするほど、心に大きな穴ぼこは空いていませんが、市川実日子ちゃんが好きだし、にゃんこも好きなのでたまらない感じです(笑)。
 さて、明日からもまた頑張りますか。